盗んだバイクで走り出したのは夭折したスーパースター尾崎豊氏であるが、わたしは拾ったオーブントースターでパンを焼いてみたのである。
もう少し正確に言うと、オーブントースターを拾ったが壊れていたので修理して、レーズンの天然酵母を起こし、それをもとに元種を作製し、自然農法で生産された小麦粉と合わせ、こねくり回し、パン生地をあつらえた後、発酵させて、焼いてみた。
画像にある通り、左上部は黒こげだ。
適当に2カ所、キッチンバサミでクープを入れ、プックリとふくらんでくれて嬉しかったが、どうもトースター上部の電熱線が左側に寄っていて焦げてしまった。
トースターは1000Wの出力。15分焼いてみた。途中で赤く熱を発していた電熱線が消えて、「また故障か?」と思ったが、どうやらサーモスタットが内蔵されているらしく、設定温度を超えると自動的に消える仕組みらしい。設定温度が何度なのかはよくわからない。
砂糖やバターを入れていないので、なんの味もないパンであるが、出来立てのパンはやはり美味い。
次回は電熱線を調整し、焦げないように工夫したい。