山形県上山市の奇習「加勢鳥」が2017年2月11日に行われた。写真を見るに「商売繁盛を祈る」って感じのコスチュームに見えないのは私だけなのだろうか??いやいやわたしだけではないよね??
鳥ってからには、わらで出来たトリなのかしら?これ。
山形県上山市で11日、約400年前に始まったとされる奇習「加勢鳥」が行われた。沿道の人たちは踊り手に冷たい水を掛け、商売繁盛や五穀豊穣(ほうじょう)を祈った。
で、ウィキってみたら、カセ鳥って名前の妖怪らしい・・・、なんかかわいいよね。
カセ鳥(カセどり)は、山形県上山市で毎年2月11日に開催される旧暦小正月の祭事。名称は「稼ぎ鳥」または「火勢鳥」に由来しており、商売繁盛や火伏せを祈願するための行事とされている
祭りが始まると、数人の若者たちが「ケンダイ」とよばれる藁蓑を身にまとい、からかさ小僧にも似た妖怪「カセ鳥」に扮し、上山城前の焚き火を囲み「カッカッカーのカッカッカー」と歌いながら踊り回る
住民たちは踊っているカセ鳥たち目掛け、冷水を勢いよく浴びせる。真冬の北国で冷水を浴び、ときにはその水が凍りつくこともあるという過酷な状態の中、カセ鳥はなおも踊り続け、町へ降りてさらに踊り続ける。
踊り終えたカセ鳥たちは、住民たちから酒や祝儀を振舞われる。頭に手拭をくくりつけられることもあるが、これは商売繁盛の呪い(まじない)とされる。また水をかけられるのは、水商売の繁盛を祈る意味もあるといわれる