昨日は近所の公園で太陽浴をしました。
データ化した数値によりますと15度。太陽が高くなると陽射しは心地よいです。少し汗ばむくらい。データを見るより体感が何よりで、日向と日陰、緩やかな風の吹き方、見える自然物の様子が何よりのバロメーターです。
何の画像だか、言語説明を加えないとチンプンカンプンに陥りそうですが、「アリの巣」です。画像には写りませんでしたが小さなアリたちも活動を始めたようです。
タンポポとナズナ。植物たちも活動が活発になってきました。タンポポは花をつけ始めています。画像にあるタンポポはちょうどはなびらが半分開いています。
タンポポもナズナも、冬は葉を放射状に地面に張り付くように広げる「ロゼット」と言われる格好で過ごします。葉を放射状に広げることで冬場の貴重な太陽をたくさん浴びることができ、地熱を受けるのにも適しているようです。地面に張り付くように低い格好をしているのは、寒風を防ぐためでもあります。そして春になり、暖かくなるとグングン成長します。
当たり前のことなのですが、当たり前の生きる力強さがあります。ただそこにいて生きている、もの言わぬ生命力の美しさです。
タンポポとナズナの葉を少し頂きました。取りすぎないように一株から2,3枚ほど。みそ汁に入れて頂きました。「いただきます」という人類の言語活動は、他の仲間たちの生命を頂くということです。時間に追われてコンビニエンスな感覚に陥ると、大切なことを見落としてしまいがちです。人間も自然ありきの動物であるということを忘れないようにしましょう。