元プロ野球読売巨人、河野博文さんが苦労しながらも農業で成功しているらしいが、「販路が見つからずタマネギ20トン廃棄」がショック。

元プロ野球読売巨人、河野博文さんが苦労しながらも農業で成功しているらしいが、「販路が見つからずタマネギ20トン廃棄」がショック。

Yahoo!ニュースに、元プロ野球読売巨人の投手であった河野博文さんが、引退後に農業で成功したというニュースが流れました。

プロ野球で活躍した人が第二の人生における職において、コーチやスタッフなどの球界関係者として残ったり、または野球解説者になったりする以外に「農業」もありだし、とてもすばらしいことだとおもいました。

河野さんは農業に従事しだしてから7年経ったそうですが、成功しているものの、やはり苦労が多く大変だとのこと。

そんな河野さんの苦労の中で、特にわたし(筆者)が気になったのは、せっかく育って収穫したタマネギが、販路が見つからず20トンも廃棄せざるを得なくなったということです。

スーパーなんかの売れ残りが、大量に廃棄されることは話題になりますが、もはや売る前から大量の廃棄になっていることを知って、かなりショックです。一体どれだけの食糧が人間の身勝手なエゴにより廃棄されているのでしょう?かなしくなってしまいます。しかしその一方で、わたし自身もそのような社会構造の輪のなかで生活しているのも事実で、重ねてかなしくなってしまいがちです。

スーパーなんかの廃棄や返品のなかで、リンゴがほんのちょっとキズついていたりとか、キャベツが紫色に変色(寒いとそうなる、もちろん害なんてない)してたりとか、消費者のシビアなクレームにより処分の対象になってしまうものがあるようです。

きれいで形の整ったものの方が、本来はおかしいはずなんですけどね。もうちょっと、なんとかならないのかなあとおもってしまいます。大人の事情っていうのも大切かも知れないですが。

わたしは普段、関西方面の自然農を営む農園からネット通販で野菜を購入していますが、スーパーで売られている野菜と全然ちがいますね。梱包の都合もありますが、みんな形や大きさはバラバラです。大根やニンジンなんかはちゃんと葉っぱまでついてますが、ニンジンの葉っぱって食べたことあります?なんか香草のような独特な風味なんですよ。

季節によって量も種類も違います。今年で2年目なのですが、去年の今頃と比べると内容もかなり違っていて面白いです。あ、言い忘れましたが、届くまで何が入っているのかわかりません。わたしは気になりませんが、シビアな人は許せないかもしれませんねぇ。去年は在庫不足で春前に出荷されなくなって手に入れることが出来ませんでしたが、今年はどうでしょうか・・・

TPPの影響で海外から安いものがドーンっと入ってきそうな感じですが、反対に有機野菜や自然農法野菜など、割高でも健康を考えたものを購入する人がだいぶ増えている気がします。

わたし自身は有機野菜や自然農法野菜がもっと増えて、形や大きさが不揃いでも消費者が買うようになればいいなあ、と思います。そうすれば値段も徐々に下がると思いますしね。ほんとうは自分で作るのが一番かもしれませんが。

参照;Yahoo!ニュース