科学ニュース「Futurism」(5月2日付)によると、今回実験を行ったのは米・ハーバード大学の研究チーム。「XDREAM」と呼ばれる人工知能アルゴリズムを利用し、サルが見ているものをそのままイメージ化したという・・
サルの脳の視覚情報のイメージ化に成功
【速報】サルの脳の視覚情報のイメージ化に成功! ”奇妙な画像”が続々…猿が見ている本当の世界が判明! https://t.co/VL7wANE3b6
— トカナ/TOCANA 知的好奇心の扉 (@DailyTocana) 2019年5月6日
視覚情報の処理には形・色などが複雑なプロセスを通して統合されていくが、それぞれに対応する脳活動はこれまでに知られていたという。そのため、それぞれをAI(人工知能)で統合し、処理すればサルが見ている映像をそのままイメージとして取り出すことができるというわけだ。それでも、そのイメージの多くは対象を判別することができないほど曖昧であった。しかし、いくつかのイメージは多少なりとも具体的な内容を含んでいた。
たとえば、猿のような生物に赤い色が付着しているイメージがあったが、研究者によると、それは実験された猿の向かい側にいる別の猿ではないかとのことだ。というのも、向かい側にいる猿は赤い首輪をしているからだという。
また、実験用の猿の世話をしている人物もイメージに写っていたという。マスクや青い作業服が認識できたとのことだ・・
・問題の画像
Scientists at Harvard hooked a monkey's brain up to a #neuralnetwork to stimulate the neurons responsible to recognize faces. They showed the monkey AI-generated images to activate such neurons as much as possible.@DeepLearningHub @MachineLearnDC https://t.co/GxcJ4AkuTe
— Muhammad Aamir (@Muhammad__Aamir) 2019年5月7日
『サルの脳の視覚情報のイメージ化に成功!』
あくまでイメージ化だから見たままじゃないけど、何が写っているかはある程度判別できる。色々やってるなぁ。— 黒猫@MAD (@ra_inside) 2019年5月6日
New pre-print on #bioRxiv 'Evolving super stimuli for real neurons using deep generative networks'. With @HombreCerebro, @WillXiao1, @Till_S_Hartmann, @gkreiman, and @mlivingstonehms https://t.co/OZMhiPllK1 pic.twitter.com/iTaI4nBEcE
— Peter Schade (@peterfschade) January 18, 2019
・ジミーちゃんの絵になんか似てるな。・Black Mirror Season 4の「Crocodile」に出てくる「記憶を観て捜査をする」世界になる日も近い。
・他人の夢を覗き見する日も近い。
・夢を可視化する 脳情報デコーディングの試み